こんにちは!くりすです。
我が家には現在3歳半のミニチュアダックスフンドと2歳半の娘がいます。(余談ですが、なんと偶然にも誕生日が同じ!!)
元々飼っていたワンちゃんはもちろん、新しく仲間入りする赤ちゃんも、どちらも大事な家族には変わりないですよね。
更に欲を言えば、双方にとってプラスとなり、よき兄弟姉妹のような関係を築いてもらいたいですね。
そのためにも、ワンちゃんそして赤ちゃん双方が過ごしやすい環境作りを考える必要があります。
そこで、我が家のように元々ワンちゃんを飼っている家庭で、新しく赤ちゃんが仲間入りするにあたり、気を付けるべきことやお家の環境作り等のアドバイスをお伝えしたいと思います。
1. 犬のいる空間に赤ちゃんを受け入れる際の環境作り
どんなに可愛く愛すべきワンちゃんでも、やはり“動物”という点には変わりがないので、思わぬ事故や感染症などのトラブルを防ぐための環境づくりが親として必須です。
1-1. ベビーベットorプレイヤード
免疫力の弱い赤ちゃん、特に新生児期に触れ合うのにはまだ注意が必要。
かと言って、ワンちゃんを隔離したり赤ちゃんを常に抱っこし続けるというのも難しい場合がある為、同じ空間で生活するのであれば、必然的に触れ合うことが出来ない環境作りをする必要もあり。
その方法として、ベビーベッドやプレイヤードはマスト。
ベビーベットの場合、サイズによってはドアを通り抜けられないものもあると思うので、必要であれば寝室にはベビーベット、リビングにはベビーベットまたはプレイヤードがお勧めです。
プレイヤードはベッドに比べてお値段もお手頃で、サイズ感もひと回り小さく、組み立ても簡単なので、リビングのみならず他のお部屋に移動させる際にも手間なく移せます。
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1-2. おもちゃの消毒
ワンちゃんと赤ちゃんの触れ合いが出来るようになってくる時期、赤ちゃんとおもちゃで遊んでいるとワンちゃんが赤ちゃんのおもちゃをくわえてしまったり舐めてしまうこともあります。
そんな時にささっとスプレーをかけて拭いてあげられるようにする必要もあり。
おもちゃスプレーという洗剤を使っていない除菌スプレーなども売っているので一つあると安心です。
2. ワンちゃんへの接し方
例え動物であっても、突然環境が変わり、大好きなご主人様の様子が変わってしまうことはワンちゃんにとってとても大きなストレスとなりショックを受ける可能性があります。
少しでもワンちゃんの不安を取り除いて、安心できる環境を作ってあげることが飼い主として必須。
2-1. ワンちゃんのことを優先してあげる
今まで家族のアイドル的存在だったのに、ある日突然仲間入りした訳もわからない子にアイドルの座を奪われて、きっとワンちゃんは嫉妬と困惑でパニックを起こすかもしれません。
でもそれは当然のことです。
人間でも、妹や弟が出来た時に、赤ちゃん返りをしたりするのですから。
ワンちゃんにも、人と同じように、大切な存在に変わりはないことを伝えてあげてください。
その方法としては、今までの接し方と変えないこと。
赤ちゃんが仲間入りしたことによって、ご飯のタイミングが変わったり、お散歩が出来なくなったり、遊んでもらえなくなったり、、となるとワンちゃんが不満を持つのは当然です。
産後、身体もボロボロで疲れも取れない状況かとは思いますが、赤ちゃんを家族に受け入れる初めの期間がとっても大切です。
この期間にしっかりワンちゃんに寄り添って心のケアをしてあげれば、ワンちゃんも赤ちゃんのことを”自分には害のない存在”と認識し、家族として受け入れてくれるでしょう。
私としては、今まで過ごしてきた環境を出来るだけ変えずに共存していって欲しいと思うので、ワンちゃんを隔離する為のゲージは使いませんでした。
2-2. 顔を舐める等はしっかり注意
ワンちゃんが赤ちゃんのことを家族として受け入れてくれた後、我が家のワンコに関しては、好きな相手の顔を舐めるなめる、、。
ワンちゃんにとっては愛情表現の一つではありますが、赤ちゃんの顔を舐めることに関しては大きな事故にも繋がりかねないのでしっかり線引きをしてしつける必要があります。
その方法として、
•顔を舐めた際は厳しく注意
*顔ではなく、足ならOK等代替を教える
•顔を舐めた際、こちらもワンちゃんの顔を嫌がる程に過剰に舐める(笑)
(これは、ワンちゃんが好意で舐めたことに対して怒られてしまうことのショックを与えないため、怒るのではなく、”目には目を歯には歯を”方式で遠回しに顔を舐めるのは嫌と悟らせる方法です)
などがあります。
このようにして、顔を舐めることについてはしっかりとしつけをする必要はあります。
3.赤ちゃんへの接し方
ワンちゃんと赤ちゃんが良い関係を築けるかどうかには、ワンちゃんに対するパパママであるご主人様の接し方はもちろん、赤ちゃん自身の接し方も重要になります。
双方が怖い思いをすることなく、良い関係を築けるようなサポートをしてあげましょう。
3-1.優しく触れる練習
月齢にもよりますが、赤ちゃんの頃は、まだ発達が不十分で自分の思った通りに身体を動かしたり、ましてや力加減をするのは正直難しいことの一つです。
そのため悪気はなくても、強く叩いたり、引っ張ったり、つねったりしてしまうことも。
ただ、そういったことが続くとワンちゃんにとってはストレスが溜まりますし、子どもや人間が怖い存在と思ってしまうこともあるでしょう。
繰り返し、優しく触るという声がけをしながら練習をする必要がありますが、月齢的に難しい場合には、ワンちゃんの顔周りなどは避けて、お尻や腰回りから練習していきましょう。
3-2.餌をあげる練習
年齢が上がってからの触れ合いにはなりますが、餌をあげることは赤ちゃんにとっても楽しいことですし、ワンちゃんにとっても嬉しいことなので、どちらにもメリットがあります。
特にワンちゃんにとっては、嬉しいことをしてくれる相手と認識するので、このコミュケーションをとることによって、双方の絆が深まるきっかけになるでしょう。
4.まとめ
ワンちゃんと赤ちゃんの共存生活が始まることにより、いろいろと不安なことや気を使わなければいけないことなどが出てくるのは事実です。
ですが、それ以上にワンちゃんと赤ちゃんの生活は癒しの連続で、きっとあなたの毎日をさらに幸せにしてくれることでしょう。
双方が過ごしやすい環境作りをして、良い関係を築くためのサポートをしてくださいね。
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