転職で上手くいく人の特徴4選【現役の人材コーディネーターが解説】

転職

こんにちは。くりすです。

人材派遣、紹介会社にて人材コーディネーター兼営業職として働いて7年目になります。

転職を検討中だけど、ちゃんと上手くいくか不安を感じている方、多いのではないでしょうか。

今まで転職をしたことがほとんどなく、流れなどがよく分かっていない。

もしくは

これまでに何度も転職を繰り返してしまって、次こそ納得のいく転職ができるのか不安。

実際に人材コーディネーターとして働いていると、そのような不安の声をよく耳にします。

“自分が納得のいく転職ができるために、気を付けることや意識すべきことがあれば知りたい。”

そんな方のために、これまで何百名もの方の応募〜採用、そして入職までをサポートしてきたくりすが感じる、転職で上手くいく人の特徴4選とその具体的な行動をいくつかご紹介致します。

この記事を読むことで分かること

・転職が上手くいく人の特徴が分かる

(短期間でスムーズに転職先が決まり、かつ転職後も早期退職することなく、順調に働けている方の特徴)

・転職活動において意識すべきことが分かる

是非参考にしてみてください。

1.決断力、実行力がある人

 1-1.転職エージェントへの登録

転職への第一歩として、情報収集が必要になるかと思います。

その手段の一つとしては転職エージェントへの登録もあげられるでしょう。

まずはアンテナを張って色々な情報を集める必要がありますが、それさえも腰が重くて何もしないまま、という方もいるのではないでしょうか。

“転職はしたいけど….”という状態のまま何もせずに、結局同じ会社に通い続け、同じ毎日を送るのは少しもったいないかもしれません。

転職エージェントへの登録は基本無料ですし、実際にまだ退職日が決まっていなくても、例え結局転職をしないことになったとしても問題ありません。

あれこれ考え過ぎて、結局何も行動出来ずに現状維持になってしまっている、、と感じている方も、まずは情報収集から初めて最初の一歩を踏み出しましょう。

 1-2.良い求人を見付けたらすぐ応募

転職活動は、これまでの経歴やスキル、人柄などが大事なのはもちろんですが、タイミングやご縁という点でチャンスを見落とさないということも重要です。

良い求人は本当に充足してしまうのが早く、特に派遣などに関しては、募集が入ったその日のうちに希望者が見つかり募集がストップしてしまうことさえあります。

お仕事探しは、物件探しと同じでなまものでもあるのです。

タイミングを逃してしまうと、いくら決意が固まって心から”入職したい”と願っても叶わないこともあるので、悔しい思いをすることがないよう判断をしてくださいね。

 1-3.とりあえず面接に行ってみる

チャンスを掴める方の特徴としてはフットワークの軽さも重要でしょう。

しっかりと吟味して、慎重に、確実な場所に絞って面接を受けることも間違えではありません。

ですが、転職活動においては面接を練習の一つとして経験を重ねていくことも必要だったりします。

もちろん、面接に行くということは”入職を検討している” ということは前提にはなりますが、面接に行ったからと言って必ず入職をしなくてはいけないわけではありません。

面接も慣れではあるため、場数を踏めば踏むほど、緊張感も弱まりプレッシャーも感じずにベストな自分を発揮できるようになっていくことでしょう。

練習という意味でも面接の回数を重ねることは後々プラスになるはずです。

2.コミュニケーション能力の高い人

 2-1.担当コーディネーターとの密なやり取り

コーディネーターと求職者との間で、何気ない些細な会話から思わぬチャンス(=良い求人先)に巡り逢えることも珍しくありません。

担当コーディネーターへ最低限の希望条件を伝えることはもちろん必要ですが、それに加えて過去の転職理由であったり、今回転職を希望するきっかけであったり、場合によっては家庭環境や自分自身の特技や趣味なども求人提案をする際のヒントになったりします。

担当コーディネーターと無理して仲良くなろうとしたり必要以上にへりくだったりと気を使う必要はありませんが、自分に合った求人先を案内してもらうためにはしっかりコミュニケーションをとって、良い関係を築くことも大切です。

 2-2.面接での受け答え

良い企業を見付けて応募し入職をするためには、当然ですが面接を受けて採用をもらう必要があります。

そのため、面接での上手な受け答えができるかがとても重要です。

面接では、必ずしも、ハキハキと元気いっぱいで明るい印象でないと採用されないわけではありません。

静かで大人しい印象であっても、それが落ち着きがあり、穏やかで丁寧な印象としてとらえてもらえれば採用に繋がるでしょう。

いずれにしても大切なのは、”上手にコミュニケーションがとれるか”ということです。

当たり前ですが、質問に対してその答えを的確に返せているかが重要です。

面接に不安がある方は、転職エージェントにて相談、アドバイスもらって事前に練習の機会があると安心ですね。

 2-3.現職での退職申請

“立つ鳥跡を濁さず” とも言われるように、退職の際には双方しっかりと納得のいく退職日で調整をし、気持ち良く送り出してもらいたいですよね。

そのためには、少しデリケートな話にはなるかと思いますが、いかにうまく退職意思を伝えられるかも大切なポイントです。

退職の意思を伝えるタイミングとしては、まだ次のお仕事が決まっていない段階と、すでに次のお仕事が決まっている段階とがあるかと思います。

まだ次のお仕事が決まっていない段階でよくある話としては、強引な引き留めにあったり、予想以上に退職日が先延ばしになることもあるでしょう。

またすでに次のお仕事が決まっている段階での注意点としては、どんなに現職からの引き留めにあったとしても基本的には次の仕事が決まっているからこそお断りをしなくてはならなくなるため、現職に迷惑のかからない日程で極力余裕をもった退職日の申請をするべきではあります。

円満な退職ができるよう、自分本位ではなく、現職のことも考慮した退職申請ができると良いですね。

3.自分の軸をしっかりと持ってる人

 3-1.希望条件や転職理由などをしっかりと伝えることができる人

理想とする良い求人に巡り会うためには、しっかりと自分の希望条件や譲れない条件、また今回転職を検討することになった理由やきっかけなどをしっかりと把握しておくことが重要です。

そして、その内容をいかに第三者(担当コーディネーターや面接官等)に上手く伝えられるかも大切なポイントの一つとなるでしょう。

その際、併せて大事になってくるのが妥協点

家からすぐ近くで、自分のやりたい業務内容で、休みも多く、給料も高額だけど残業は一切なくて、それでいて人間関係も良好で、ラクな仕事…そんな仕事に巡り会えるかといったらほぼ難しいでしょう。

沢山ある希望条件の中から、何が絶対譲れないポイントで、何であれば妥協することができるポイントなのかを決め、求人を選んでいくことも必要です。

 3-2.これまでの経歴、これからの経歴で一貫性がある人

これまでの経歴で、一概に同じ業種、同じ職種でなければいけないわけではありませんが、しっかりと退職・転職をする理由を改善できている必要はあります。

退職・転職をすること自体は全く悪いことではありません。

むしろステップアップとして捉えられるような転職に繋がることが何よりも大事です。

その為、面接時などで退職理由として前職の愚痴や不満ばかりを伝えることは避けましょう。

ただし、私転職エージェント側の立場としては、前職の退職理由について綺麗に着飾った建前上の内容ではなく、本音の部分をお話しして頂きたいと思います。

その方が次の転職では同じミスマッチを起こさないような求人を提案できるからです。

より良い環境の職場を見つけられるように、これまでの勤務経験を踏まえて転職活動をしていきましょう。

4.プラス思考の人

 4-1.沢山の求人先を良い面で比較する

沢山ある企業の中から希望の企業を数件へと絞っていくなかで、企業のマイナス面ばかりを見ていてはなかなか転職活動は進みません。

それはどんな求人先にも多かれ少なかれ、デメリットとなる点やマイナス面があるからです。

妥協できるデメリットかどうかを判断し、それが今回の転職活動における絶対条件ではないのであれば目をつむることも必要です。

転職も人間関係と同じで、短所や欠点ばかりに目を向けず、長所や良いところに目を向けることで選択の幅がぐっと広がりますよ。

 4-2.良くない結果も経験ととらえることができる

書類選考や面接などを進めていく中で、残念ながら不採用などの良くない結果をもらうこともあるでしょう。

ですが、私人材コーディネーターからの立場からすると、不採用があった際にも必要以上に落ち込まず、マイナスにとらえないでも大丈夫です、ということを伝えたいです。

もちろん、単純に経験面やスキル面が理由で選考に通らなかったということもありますが、それ以外の理由として企業側の事情で選考が通らないこともあったりします。

(社内での人員調整がついて募集自体がなくなったり、など)

また、悪いところがあっての不採用ではなく、ただただ他の方と比較をした際に特別優れた人がいたからその方で決まったということを良くある話です。

例え面接で不採用だったとしても、その経験はきっと次の面接時に生かされるはずです。

面接は慣れでもあるので、場数を踏めば踏むほど上手な受け答えができるようになっていくでしょう。

不採用の面接も決して無駄ではないのです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今まさに転職活動中の方は、これらのことを意識して求人探し、担当コーディネーターとのやり取り、面接調整と実践をしていくことで理想のお仕事と巡り会うことが出来ると幸いです。

転職は決してラクで気軽なものではありませんが、少しでもワクワクした気持ちで取り組めるといいですね。

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