こんにちは!くりすです。
出産が怖すぎる。。
難産になったらどうしよう。。
赤ちゃんには早く会いたいけども、
”未知の恐怖で毎晩眠れない”
“安産になる為の方法があるのであれば取り入れたい、準備したい”
そんな臨月を迎えている方もいるかと思います。
私はそうでした。
もちろん出産後の楽しみは沢山ありましたが、それ以上に、ビビリの私が出産の痛みに耐えられるのか不安で仕方なくて、臨月の時には毎日陣痛に怯えてました。
不安のあまり、沢山の方々の出産レポを読みあさり、心穏やかではいられない臨月期でもあったと思います。
なので、この記事を読むことで、今出産を控えている妊婦さんが、少しでも出産に対する恐怖が軽減され、覚悟を決めて出産に臨めるようになればいいなと思います。
安産の為に今出来る準備が分かり、叫ばずに落ち着いたお産ができるよう、ぜひ何か取り入れられることがあれば試してみてくださいね!
1. 安産の為の事前準備
1-1. 呼吸法
実際に出産を経験してみて、何よりも大事だと感じたことが呼吸です。
“呼吸をする”なんて一見当たり前で簡単なことのように思えるけど、いざ陣痛が始まり強い痛みを感じてしまうと落ち着いてゆっくり呼吸するということさえできなくなってしまうもの。
出産前から、この呼吸法をひたすら練習して、イメージをしながら意識付けすることが大切です。
代表的な呼吸法としてはラマーズ法やソフロロジー法などがありますが、私はソフロロジー法の呼吸を実践しました。
ソフロロジー法の呼吸は、鼻からゆっくりと息を吸い、口から細く長ーくゆっくりと息を吐き出す方法。
人は、息を吐けば必ず次に吸う動作となるので、吐くことだけに集中すればOK。
陣痛中も痛みよりも呼吸に意識を向けることで、痛みに集中することなく和らげることができたように感じます。
1-2. とにかく歩く、階段の上り下り
正期産に入ってからは医師からの勧めもあり、身体へ無理のない範囲で、たくさん歩いたり、階段の上り下りをしていました。
毎日2〜3時間は散歩をしていたかと思います。
歩く際は急な破水や陣痛が起こっても大丈夫なように、自宅または病院付近にしておいた方が安心です。
また階段の上り下りも子宮を刺激される為陣痛を促すと言われています。
1-3.ソフロロジー法
ソフロロジー法とは、西洋医学の治療法である自律訓練法を基にした出産法で、精神の安定やリラックスを目的としています。
音楽療法、イメージトレーニング、呼吸法、エクササイズを取り入れた、ソフロロジー式分娩法は、妊娠中より胎児への愛情をイメージしながら育むことによって、「母性の醸成」を確立していきます。
はぐくまれた母性を分娩にむかって、陣痛を乗り切るエネルギーへと切り替えていき、無意識下に潜在している生む力を引き出していきます
<参照:オーククリニックフォーミズ病院>
このように、呼吸法だけではなく、陣痛の痛みをポディティブに捉えるという考え方を知るだけでも出産に対する恐怖が少し軽減されるかと思います。
ソフロロジー法の分娩を行なっている産婦人科もありますし、そうでなくても今では本や動画等も沢山出ているので、自分で調べたり学ぶこともできるので、興味のある方はぜひ取り入れてみてくださいね。
1-4.リラックスできる画像集め
陣痛が始まるとパニックになって、落ち着いていられなくなるかもしれません。
そんな時に、少しでも落ち着いていつもの自分に戻れるよう、見ると安心できるような自分の好きなものやリラックスできるような画像を集めておくのがおススメ。
私の場合は、愛犬のお気に入り写真、そしてお腹の中にいる赤ちゃんのエコー写真、それから赤ちゃんが産まれてきたらこんな子になるのかな?と想像用に自分の赤ちゃん時代の写真。
他にも、SNSなどのネット上の閲覧で、出産関係で参考になった画像や記事なども保存してお守りのように集めてました。
1-5.できるだけあぐらで座る
あぐらをかくことで骨盤底筋が開き、お産に適した状況になりやすいとのこと。
正期産に入ってからは、意識してあぐらで座るようにしていました。
ただ座るだけではなく、膝をパタパタと閉じたり開いたり、しっかりと重心を保った状態でゆらゆらとお尻を片方づつ浮かせたりする安産の為のストレッチもあるので、無理のない範囲で取り入れてみて下さいね。
1-6.赤ちゃんが産まれたら、、リスト
赤ちゃんが産まれたらやりたいこと、行きたいとこ、もしくは赤ちゃんが産まれたらどんな嬉しいことや楽しいことが待っているかを想像して、それらを書き出します。
私の場合はいつでも見れるようにスマホ内のメモにリスト化していました。
このリストを出産に対する不安を感じた時に見ることで、出産頑張ろう!という励ましになり、背中を押してもらえました。
2. 出産レポ
・週数:40週3日
・出産方法:普通分娩
・出産までの流れ:破水→陣痛→出産
・分娩時間:約7時間半
<1日目 17時過ぎ/自宅にて>
トイレに行ったらおりものシートとパンツが異様に濡れてる。
高位破水を疑うもこの量だと尿漏れの可能性もあるかも…なんて思ってしまい、一旦様子をみることに。
しかし数分後にはまたじわぁっと濡れる感覚があり、今度はジーパンがビショビショに。
これでようやく破水と確信し、急いで病院へ連絡する。
<1日目 17時過ぎ/病院にて>
病院到着後急いで病院着に着替えて横になりながら検査もろもろが始まる。
ただこの時点ではまだ陣痛は全くなし。
実母に夕飯のおにぎり等を持ってきてもらい食す。
<1日目 21時頃/前駆陣痛開始>
なんとなーく定期的にお腹が張って痛くなる間隔があり、ようやく陣痛アプリでチェックを始める。
それまでも張りは感じたりしていたが、“胎動かもしれない”と思う程度だった。
<1日目 22時頃/本陣痛開始:子宮口2.5センチ>
陣痛アプリでチェックすると10分以内の間隔で不定期ながらも痛みあり。
それでもまだ、これは前駆陣痛かも…と思えるくらいの余裕があった為、助産師さんには伝えず一旦様子見に。
<1日目 23時半頃/子宮口4センチ>
助産師さんが様子を見に来てくれ、子宮口は4センチ開いているとの確認。
この時もまだスマホをいじったり、助産師さんと会話をしたりするくらいの余裕あり。
<2日目 0時半頃/旦那到着>
陣痛アプリで測り始め、定期的な痛みがあることにちょっと不安はあったが、まだ言うほど痛くはない。
本陣痛は腰が痛くなると聞いていたが、私の場合、腰やお腹はほとんど痛くなくて肛門に一番痛みを感じた。
痛みを感じる時、テニスボールを使って旦那に肛門辺りを強く押してもらうとすごく楽になる。
また、痛みがあるたびに、呼吸法を意識して長く息を吐くことに集中した。
痛みがあるときでもまだ喋ることはできる状態。
<2日目 3時頃/子宮口7センチ>
結構間隔も狭まり、肛門の痛みが増してきたことを助産師さんに伝える。
この時に内診をしてもらい子宮口は7センチの開き。
意外とまだ冷静でいられており、旦那や助産師さん気遣うこともできる状態。
ただ、この後痛みと間隔と強さがキツくなっていく。
痛みが終わった瞬間、意識が飛ぶように眠くなる。
<2日目 4時頃/子宮口9~10センチ:分娩台へ>
ギリギリまで粘ろうと思っていたが、ここで初めて自らナースコールで助産師さんを呼び、もうだいぶ痛いと伝える。
内診をしてもらい、まだ全開にはなっていないけど、もうあと少しだから分娩台への移動もOKとの指示が出る。
<2日目 4:20頃/いきみ開始>
ようやく、“いきみを我慢せずに陣痛の波がきたら踏ん張っていいよ!”と助産師さんから言われ、少しだけ気持ちが楽になった。
にもかかわらず、実際にいきもうとすると自信がなくてなんだかうまくいきめない。
陣痛の際のイメトレはばっちりだったが、分娩の際のイメトレは予習不足だった!
数回いきめば出てくるものと思っていたのに何度やっても何も進展がなく、こんな小さな穴から赤ちゃんが出てくる気が全くしなかった。
ちょっと心が折れる。。そして結構疲れる。。
出産は体力勝負と言われる意味がようやくこの時に分かった。
何度も何度もいきむけど終わりが見えなくて泣きたくなる。
そしてこのタイミングになって、陣痛が来るのがだんだん怖く感じ、体が自然と震えた。
<2日目 5:24/出産>
何度も何度もいきみを繰り返し、助産師さんの「さっき髪の毛見えたよ」「あと数回いきめばもう生まれるよ」という言葉で何とか頑張る。
でも気持ち的にはまだ、こんな小さな穴から赤ちゃんの頭が出るはずがないと思っていたが、“もうお股が切れてもいいから全力を出そう”と決める。
ここでようやくお医者さんもきて、会陰切開をされる。
麻酔はチクッとしたし、切られてる感覚も分かったけど経験者のみんなが言うように大丈夫だった。
そして、会陰切開後に数回いきんでようやく産まれる!
頭さえ出ればあとはもう何もせずにするりと体も出てきてくれた。
3.まとめ
いかがだったでしょうか。
あなたの不安を和らげることのできる取り組みが一つでも見つかると幸いです。
出産は十人十色と言われるように、人によってそれぞれ違い、思わぬ出来事や想定してないことも起こりうるので、初めての出産を控えている人は誰だって少なからず不安はあるかと思います。
でも大丈夫、とってもビビリで心配性な私でも無事に出産することができたのですから、あなたにも絶対できますよ。
母子初めての共同作業とも言われる出産のその時がくるまで、心穏やかに過ごしてくださいね。
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