小規模保育園のメリット・デメリット【2ヶ所の小規模保育園を経験した感想】

ワーママ

こんにちは。くりすです。

現在2歳児の娘を小規模保育園へ通わせています。

転居のため、関西と関東の2箇所の小規模保育園を経験することになりました。

現在産休中・育休中の方は、これから保活として保育園選びをしなければいけませんよね。

そんな時、候補としてあるのが小規模保育園

保育園の中でも色々と種類がありますが、小規模保育園ってどんなところなのかいまいちまだピンときてない方もいるかもしれません。

小規模保育園ってどんなところ?

小規模保育園で検討してるけど、実際のメリットやデメリットがいまいちよく分からない。

そんな方のために、実際に2箇所の小規模保育園へ通っている私くりすの感想をお伝えさせて頂きたいと思います。

保活激戦区かつ転居により2箇所とも小規模保育園へ通うこととなり、通うことが決まった当初は不安と不満さえ感じておりました。

ですが実際に今通わせてみて、結果的にはとても満足しているし、小規模保育園の魅力も感じています。

ぜひ参考にされてみてください。

1.小規模保育園とは

0~2歳児を対象とした、定員6~19人の比較的小さな施設での保育です。

小規模ではない保育園の定員が原則60人以上とされているのを考えてると、小規模保育園はかなり子供達の人数が少なくアットホームな環境であるのが魅力の一つでもあります。

2.小規模保育園のメリット

 2-1.保育士さんの手厚い保育を受けられる

小規模ではない保育園に比較して、小規模保育園は子供たちの人数が少ないのに対して保育士さんの人数は多いという環境です。

一人一人の子供たちにもしっかりと目が届きやすく、個々を尊重した手厚い保育を受けられるのが特徴です。

もちろん、小規模ではない保育園では保育が手薄になるということではありませんが、どうしても集団生活をする上で、ルールやマナー、しつけといった観点が重視されるという意味では、個々よりも全体を見ることが必要とされる場面が多いかもしれません。

小規模保育園は保育士さん方と子供たちの距離感が非常に近く、1対1でのやり取りをする場面も多くつくれるため、子供の成長において非常に重要な愛着形成にも繋がりやすいでしょう。

ポイント

狭く深い人間関係を築ける環境があり、子どもたち個々の個性や発達状況なども注意深くみてもらえる

 2-2.学年にとらわれず交流ができる

0歳児、1歳児、2歳児と学年を越えて皆が合同で遊ぶ機会が多く、まるで兄弟姉妹のような縦の関わりが多いのも小規模保育園の魅力の一つです。

”お世話をする・してもらう“ということを小さな頃から経験することで、同学年の子との関わりだけでは得られない感情や気持ちを感じることもできるでしょう。

規模の大きな保育園では、なかなか学年を超えての交流をする機会が少なく、同じ学年の子でさえ、関わりのない子がいたりもするものです。

その点小規模保育園は狭く深く、着実に人間関係を築いていける環境があります。

またもう1点私くりすが実際に感じたメリットとして、早生まれの我が子にとっては同じ学年の子たちよりも下の学年の子たちの方が過ごしやすいのか、下の学年の子で特定の仲良しな子がいるという話を先生から聞いたりします。

同じ学年の子たちはみんな身体も大きく、できること、話せることも、早生まれの我が子に比べて多いので、早生まれの我が子にとっては子供ながらにもどかしさを感じることもあるのかもしれません。

学年を超えた交流があることで、子供にとっていやすい環境、大好きなお友達ができることは親である私にとっても嬉しいことです。

ポイント

◆兄弟姉妹のような関係性を築ける

◆早生まれの子にとっては学年を超えた交流の方が居心地の良い場合が有

 2-3.交通ルールを学べる

小規模保育園の場合、園庭や屋外遊具などがない場合が多いため、外遊びは近所の公園へお散歩して向かうことが一般的です。

0歳児、そして1歳児でもまだ歩く練習中の子に関してはベビーカーや園のお散歩カーに乗って公園へと移動します。

その際、歩ける1歳児、2歳児の子供たちに関しては、保育士さんの交通ルール指導のもと、みんなで歩いて公園へと向かいます。

交流ルールの本や言葉だけの説明ではなく、毎日の習慣として実際に身をもって体験するので、子供たちにとっても分かりやすく、そして身につきやすいです。

今までは外を歩く時に手を繋いでもすぐに振り払われて、好きなところへ向かってどんどん走ってしまうこともあった我が子が、保育園へ通うようになってから、外を歩く時は手を繋ぐようになってくれたこともとても助かる部分です。

ポイント

公園ルールを身をもって学べるので身につくのが早い

3.小規模保育園のデメリット

 3-1.園庭や屋外遊具などがない場合が多い

小規模保育園の場合、一般的に園庭や屋外遊具などがない場合が多いので、上記の通り(2-3)

外遊びは近所の公園へお散歩して向かうことが多いです。

そのため、小規模保育園だけの環境ではなく実際遊びに行く公園や、そこまでの道のりなど、園の周辺環境もしっかりと把握しておく方が良いでしょう。

不特定多数の誰もが使える公園よりも、園庭の方が整備や管理も行き届いているという点では安心かと思います。

ですが、小規模保育園で園庭がないからといって外遊びができないわけではないのでご安心ください。

ポイント

園庭がなくてもその分広い公園へ遊びに行ける

 3-2.3歳〜は転園の必要がある

小規模保育園は2歳児クラスまでしかない為、必然的に3歳児以降は転園をしなければいけません

そのため、転園のためにまた改めて保育探しや手続き関係等をしなければいけないママの負担があるのはもちろん、何よりも転園時の子供たち自身の心のケアも必要になります。

3歳児ともなると、仲良しなお友達や大好きな先生、楽しい遊び場、、など色々と好みやお気に入りもできるようになる頃に、突然保育園が代わってしまい、また新しい環境に慣れていかなければいけないのは少なからずストレスを感じることもあるでしょう。

我が子の場合、転居のため1歳児に転園した時にはまだそこまで執着もなく、良くも悪くも状況を分かっていない部分もあったため、そこまで転園によって心が不安定になってしまうことは感じませんでしたが、2歳を過ぎた今現在、転園することになった時には淋しい・悲しいという感情や新しい園に対しての不安などを感じるだろうと親としては心配もあります。

ですが子どもの順応性は親が思う以上に高いものです。

“出会いと別れ”を少しだけ早く経験することもまた、成長へと繋がる大きな一歩かもしれませんね。

ポイント

転園は必要だが、園によっては卒園後の保育園として連携園があったり、優先して選考してくれることも有

 3-3.保護者参加型の行事は少ない傾向にある

小規模保育園ではない保育園、そして幼稚園などは特に、定番の季節行事に加え、バザーや夏祭りなど保護者参加方でのイベントを多数企画していたります。

園児の人数が多いからこその盛り上がりがあるのは小規模保育園以外の保育園の魅力ですよね。

一方で働くママにとっては保護者会や面談などが少ない小規模保育園は、仕事との両立もしやすくメリットになることもあるでしょう。

保護者会や面談が少ないからといって、一概に園での子供の様子を把握しにくい、というわけではないかと思います。

小規模保育園は保育士と子どもたちの関わりが密であるのに加え、保育士と保護者との関わりもしっかりととりやすい環境にあります。

実際我が子もお迎えの時には、毎日保育士さんから我が子の一日の様子について些細な出来事もお話ししてくれるので、情報不足だと感じたことはありません。

ポイント

保護者参加型の園行事が少ないことは、ワーママにとっては逆にメリット

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

小規模ならではの魅力やオススメポイント、そしてデメリットも把握した上で、子どもに一番合った選択をしてあげられると良いですね。

一つ伝えたいのは、不本意に小規模保育園に決定してしまった方も決してガッカリはしないでください。

私自身、当初は規模の大きな保育園を望んでいましたが、第1希望から第5希望まで全て落ちた結果小規模保育園へ通うことになり、初めは不安や残念な気持ちさえありましたが、今では結果的にとても良い園に通えていることに満足しています

みなさんが楽しく満足のいく保育園生活を送れるよう祈っています。

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