こんにちは。くりすです。
人材派遣、紹介会社にて人材コーディネーター兼営業職として働いて7年目になります。
ですが以前は3年強、アパレル業界にて店舗スタッフとして働いていました。
アパレルでのお仕事にご興味をお持ちの方のために、店舗スタッフとして働くメリットとデメリットを転職した立場から率直にお伝えさせて頂きます。
アパレル業界というと華やかなイメージもあるけど実際どうなの?
アパレル業界はブラックと言われる理由を知りたい!
そんな方のために、実際に私が経験したアパレル業界での勤務経験をもとに、魅力とデメリットをご案内致します。
是非参考にしてみてくださいね!
1.アパレル業界(店舗スタッフ)のオススメポイント
1-1.自分の好きな物に囲まれて仕事ができる
“アパレル業界で働く”ということは”洋服が好き” “オシャレが好き” という理由があがる方が多いのではないでしょうか。
色々な業界がありますが、アパレル業界は特に”好きを仕事にする”ということを重視して選んだ方が多いかと思います。
最新のファッションや小物などのトレンドに興味のある方には、とても魅力的なお仕事ですよね。
定期的に入荷される新作のお洋服たちが届き、あれこれと着こなし方やコーディネートを考えるのは、お洋服好きな方であればとても楽しい業務の一つかと思います。
また、社割というかたちで、安く商品を購入することができることも多いです。
社割価格は各企業によって異なりますが、中には原価と同様の価格で買える場合もあるでしょう。
大好きな洋服が安く手に入るのはアパレル業界で働くメリットの一つです。
1-2.平日休みがある
平日は、お店や電車などが土日に比べて空いているというメリットや、平日割引などのメリットもあったりしますよね。
土日のお店やレジャー施設などの混み具合、美容院や歯医者さんなどの予約状況を知ると、平日休みがいかにありがたいか実感することもあるでしょう。
ですが、反対に土日休みのメリットももちろんあるかと思います。
会社やその店舗、あとは時期によっても異なるかと思いますが、シフト制で土日休みも平日休みも、どちらもあると一番嬉しいですよね!
私が勤めていた職場ではシフト制だったため、基本的に毎月、平日休みメインではありますが、土日休みも月に数回ありました。
これからアパレル業界でのお仕事を希望する方は事前にどの程度土日休みがあるのか確認しておくのも良いでしょう。
1-3.難しいスキルがいらない
アパレル業界(販売員)としての業務内容には、商品の接客のほか、レジ対応や商品の陳列・レイアウト、在庫の管理などがありますが、どれも難しいスキルは必要なく、未経験からのスタートでも全く問題はありません。
もちろん、品質表示など洋服の取り扱い方法や素材、カラーの知識やコーディネート知識などはあるに越したことはありませんが、それよりも大事なのは接客におけるコミュニケーション能力であったり、説得力や提案力でしょう。
商品自体を気に入ってもらうのはもちろんですが、いかにあなたという店員を気に入ってもらえるかが購入有無を大きく左右します。
洋服やトレンドなどの知識に関しては、元々自分の興味のある分野であれば、苦労なく楽しく学んでいくこともできるでしょう。
1-4.身だしなみの規則が緩め
髪のカラーリングやネイル、服装など、オシャレをしてなんぼのアパレル業界においては身だしなみに対する就業規則は緩めであったり自由とされるところが多いかと思います。
多くの一般企業では髪色の上限があったりネイルは不可としているところなども多くあるでしょう。
それがアパレル業界では、不可とされるどころか積極的に、トレンドを取り入れていくことが望ましいとされる環境であるので、オシャレ好きな方にはピッタリです。
自分以外にも、アパレル業界で働く周りの皆がオシャレに気遣い、勉強になったり憧れたりするような方々がいる環境なので、とても良い刺激があり魅力的な環境です。
2.アパレル業界(店舗スタッフ)のデメリット
2-1.シフト制
シフト制となると一般的にカレンダー通りのお休みではなく、毎月不規則なお休みとなるため、予定を組みずらいというデメリットがあります。
友人など他の方との約束を決めにくいのはもちろん、自分自身の予定(歯医者や美容院など)すら、シフトが出てからでないと調整ができないため、その点がストレスに感じることもあるでしょう。
また、アパレル業界(販売)のかきいれどきは、土日祝となるためこの曜日は出勤となることが多いかと思います。
ましてや年始やゴールデンウィーク、シルバーウィークなどの大型連休は、希望休なども通らない可能性があるので注意が必要です。
本ブログの1-2で挙げたように、平日休みならではのメリットもあるので、自分のライフスタイルや交友関係などに合っているかを事前に確認しておくと良いでしょう。
2-2.立ち仕事
店舗スタッフとなると、とにかく体力勝負。
当たり前ですが、店頭には椅子もないため、基本、常に立ちっぱなしか歩きっぱなしです。
また、会社によってはヒールを履く場合もあるかもしれません。
一日8時間、週5日の勤務は、正直20代の若さであっても大変でした。
ただ、その反面、常に身体は動かしている状態なので、一般的な事務のお仕事に比べれば運動不足になることも少ないですし、ダイエットにも効果的です。
今後、妊娠や出産を考えている方や歳を重ねてもできるだけ長く勤めたいという希望の方に関しては、体力面で続けることは可能か、一度考えておいた方が良いでしょう。
2-3.売上ノルマ
”ノルマ”というように売上の数字によって給与の変動などがあるものではなくても、日々お店や個人の売上を意識して仕事をするのは少なからずプレッシャーを感じるものです。
お店によっては、個人の売上を作るためにお客様の取り合いになったり、なんて話も聞いたりしますよね。
そこまで悪い人間関係になってしまうほどの環境でなくても、会社からお給料をもらうからにはそれなりの成果を出す必要があり、そのためのストレスを感じることもあるでしよう。
実際、私の前職場では、あまりにも売上がたたない日には、やむおえず、自身のお金でお客さんとして通常価格で服を購入するということをしているスタッフも度々みられました。
売上を作りたいがために、お客様へ無理な押し売りをしたり、一方的でしつこい嫌な店員にならないように注意も必要です。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
アパレル業界のリアルな裏側も知った上で、今後の転職活動に少しでも活かしてもらえると幸いです。
これからアパレル業界でのお仕事を検討されている方、もしくは現在アパレル業界で働いていて転職を検討されている方、どちらにも転職をすることによってのメリット・デメリットはあるかと思います。
働き方を迷われている方は、ぜひ一度転職エージェントへ気軽に相談してみてくださいね。
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